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店舗M&Aの有効性

飲食店舗売却の案件について、当社ビジネスと照らし合わせて有効性を述べてみようと思う。 まず、飲食店舗を売却する理由として考えられえるのは、”儲かっていないこと”であることは想像に難しくないと思う。
逆に言うと、”儲かっている”ビジネスを手放す理由は考えられない。 それでも、飲食店売却店舗がそれなりの値段で取引されるには幾つかの理由が考えられる。 1)再生可能であること。 儲からない理由を分析することで、再生の可否が見えてくる。 実際、弊社でコンサルティングした飲食店では原価率を無視した所謂”薄利多売”経営をしていた。 そもそも、飲食店経営は参入障壁が低いがゆえに競争が激しく、利益率もITビジネスのようなものに比べ端的に低い。キャッシュフロー経営を意識しないと生き残れないと思う。 2)初期投資額の軽減 お店をつくるには、それなりの額の投資が必要である。内装・造作等にコストを掛けろと云っている訳ではない。それなりの店舗を高デザインでリノベーションするほうが、効率的である。 3)過去のトラックレコード どんな業態でも、万全の立地はない。が過去運営店舗がどんな業態でターゲットはどうなのかなど、新規OPENでは手に入らない情報が入手出来る。また、不動産売却ではなく飲食店舗のM&Aなのでレシピ・メニューが入手出来る。意外にレシピ造りはコストが掛かる。 ざっと考えると以上のメリットがあるので、結論的には中古飲食店舗での出店・開業はそれなりのメリットがある。しかしながら、これは買主のオペレーション能力・プロデュース能力によって大きく左右されるのを忘れてはならない。 セントレックス上場のゼットンは、この条件を十分満たしているので、通常の店舗とは違うが公共施設内の飲食店を見事に再生出来ているのだろうと思う。 金融出身の私から見れば、飲食店舗再生は投資銀行業務であると言い換えて判断している。 そのようにすれば、すっきりとしたロジック・EXITシナリオが描けると思う。

